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トマト鍋・・でいいのか疑問もあるけど
一般に売ってるレトルトの「トマト鍋の基」とは随分違います。
以前に試してみたけど、どうもいまいちなんだよなぁ
本当に和風出汁とトマトで鍋を作って美味しいと思うのかしら。
個人的には、トマトが和風味
・・カツオや昆布の香りもトマトの香りも消しているような・・
以前にそのレトルトを使用する機会があったけど、
どこが美味しいのか理解できませんでした。
なんだか、日本の鍋料理を駄目にしたような味がして・・・
醤油も出汁も使っていない洋風なので、きっと何処かの国に
似たような煮込み料理があるに違いない と思っています。
で・・・これならどうだ!
と、試しに作った鍋料理でしたが、所詮素人・・
いつか、どこかで食べた事あるよう味でした。
が・・・満足しました。
もし、興味のある方が居たら と
要らぬお世話で、簡単なレシピもどきを
使った材料
スープ:オリーブオイル
にんにくスライス 4片(1/2個)
トマト缶 400g(16oz)2缶
白ワイン
コンソメキューブ(1個)
塩(トマト缶の内容により加減して)
お好みでバターを仕上げに
スパイス:黒胡椒
ローレル
オレガノ
具材 :ジャガイモ
キャベツ
玉葱
アスパラガス
牛バラ肉
アサリ
イカ
具材は何でもいいんですがね。
最初に鍋にオリーブオイルを多めと、ニンニク(これも多め
この鍋で6片を使いました)を薄切りにして入れて火にかけます。
火加減はニンニクを煮るようなイメージで・・
ニンニクの色が変わってオリーブオイルに香りが移ったら
白ワインを入れて(結構多め)強火でアルコールを飛ばします。
あとはトマト缶(ホールと角切りを使いましたが味付けで
なければ構わないんじゃないかな)とスパイスを入れて煮るだけです。
塩味をチェックしますが、私が使ったトマト缶は塩が入っていましたので、
加える必要はありませんでした。
この鍋は、水炊きのような薄いスープでなく、ブイヤベースやシチューの
様な濃さが美味しいです。煮立った際に少しスープの泡が弾ける位。
ジャガイモのように具材の中で火の通りづらいものは先に
イカのように火をあまり通したくないものは後から
・・・それだけですが、結構美味しかったので
こだわった点が・・・
・ニンニクは多めにして、いきなり熱いオリーブオイルに入れないで
オイルを火にかける前に投入。
炒めるというより煮出すようなイメージで炒めます。
・水を使いません
スープの濃さはワインとトマト缶で調整
もちろんワインは安い白ワインで充分です。
トマトジュースもトマトケチャップも使いません。
・砂糖はつかいません
こだわりでもないんですが、トマトの甘みで充分だと感じます。
フランスパン、ワインと一緒に食しましたが、
鍋に残ったスープはリゾットにぴったりになりそうです。
原価を遥かに下回る値段でそうそうふかひれが
食べれるわけではないのですが、それなりに楽しめるので
乱獲で高騰しているふかひれでなくてもいいのかもしれません。
が・・・・
正月くらいは少し背伸びをして本物を。
時々おじゃまする中華街の桃源邨に昨年から
お願いしておきました。
1月2日にお邪魔した。正月中の中華街は初めて。
人が多いんですね。
それでもいつもの年より今年は人手が少ないそうです。
店ではうちらの予約席以外は満席・・といっても
他に2テーブルしかないんですが。
ご主人の石川さんの顔を久し振りにみて、
とりあえず、甕の3年物の紹興酒。
この日は結局6杯ほど頂きました。
「6年物を飲んだら3年物なんて飲めないよ」
そう薦めてくれるのだが、いかんせん
量も必要なわたしゆえ、
簡単にグレードをあげるのは難しいんです。
油條、豆腐醤、豚耳とで暫く酒を飲み
そして・・・
鱶鰭の登場
石川さんの家族では
お正月にひとり一枚づつめしあがるそうな。
今日はそのお裾分け。
年に一度の家庭のための鱶鰭
・・・手を抜くはずがない。
それを頂いた。
とろとろと6日間煮込んだ姿煮のお姿。
石川さんの料理は丁寧で手を抜かない。
結果的に嫌味な味も、商売的な味もしない
しっかりした品が出てくる。
鰭はどうもよしきりらしいが、それでもしっかりとしている。
その姿煮に石川さんお得意の
上海蟹の身を浮かべた逸品
旨い・・それしか出てこない。
なんだか久し振りに料理に感激しました。
仕上げに月宵
胡麻団子を湯にさらした品。
けっして安くはなかったけど、
惜しくない、満足した心持でした。