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黒牛というと山田錦と五百万石が主流だけど、
これは雄町。珍しいんじゃないでしょうかね。
無濾過生原酒を瓶に入れて、火入れの後に急冷したもの。
そういえば、以前に静岡の「花の舞」さんにお邪魔したときに
瓶詰めしている工程が見れましたけど、本当に瓶に入れた後
熱するんですね。あたりまえの事かもしれないけど
実際に目で見ると変な感じ。
一升瓶で燗をしているようで、火入れ後の瓶は熱かったですよw
あの瓶を急冷するとまた違った風味になるようですね。
で、この黒牛
ちょっとリンゴを思わせる甘みがあります。
ラベルのイメージと少し違うかも。
風味も軽くて、軽快な感じです。
ただあくまで無濾過原酒。
アルコール度は高めなので
飲みすぎ注意の酒です。
銘柄 黒牛 純米吟醸 雄町
無濾過原酒 ビン燗急冷
種別 純米吟醸
蔵元 名手酒造 和歌山県海南市
原料米 雄町
精米度 50%
日本酒度 +2.5
酸度 1.9
アル度 17.5
吉祥寺の駅からは少し離れているが、
「中清」
美味しい蕎麦と日本酒を供してくれます。
店の中に粉引きの臼が置いてあり、
ご主人が時々顔を出して
この臼で蕎麦を挽きます。
肴はいつものようにしめ鯖。
まぁ、ふつうの〆鯖なのですが、
半身をたっぷり。
たぬき豆腐。
蕎麦屋ならではのあてが楽しい。
前回は品切れでありつけなかったので
今回は生粉打ち蕎麦(きこうちそば)です。
定番のあずま、田舎せいろは二八でも十分美味しいし満足出来ます。
ここは二八でも外二(そとに)。
そば粉10に対し小麦粉2の、ややそば粉が大目です。
今日の生粉打ちは茨城産。
生粉打ちは10割蕎麦で
細かに挽いた粉を用いるようです。
どこの産地がどうのこうの・・・
なんてのは無し。
蕎麦の味も風味も
時間と共に、日と共に変わるもんね。
美味しかったよ~
あっさりした喉越しで、コシもある。
出汁はやや甘めなのはこの店の特徴かな。
ひきたて!うちたて!ゆでたて!
の三たての10割蕎麦です。
ついつい・・・3枚を食べていた自分でした。w
そうそう、日本酒。
今日は「池月」
能登の純米酒。
きどっていない
しっかりした日本酒です。
嫌みのすくない切れの良いやや辛口です。
派手さは無いですが旨みはしっかり残ります。
ぬる燗がぴったり。
常飲するのにいい酒です。
銘柄 池月 純米
種別 純米酒
蔵元 鳥屋酒造 石川県鹿島郡
原料米 五百万石
精米度 55%
日本酒度 +3~4
酸度 1.4
アル度 15~16
責めは、醪を搾って清酒を得る時に、
最後に圧力を掛けて圧し出てくる酒です
ですから、どうしても雑味が多くなるので
蔵によっては搾らないところもあるそうです。
一般には他のあらばしりや、中取りに混ぜて(ブレンド?)
しているということも聞いています。
少し前なら責めの部分なんて蔵元でしか
呑めなかったのに、今は手に入ります。
楽しいというか・・・蔵元がしたたかというか・・・
日本酒好きとしては嬉しいかぎりです。
美味しい、美味しくないというのは
個人の主観ですから、選択肢は多いほどいいですもんね。
「生もと純米」と「山廃純米」の責めのミックス。
酸度が高いのですが、落ち着いています。
寝かせればきっと楽しくなりそうです。
濃い旨みが見掛けと同じに感じられ、
ぐっとくるアルコール分の高さ。
古酒にして燗して飲みた~い
銘柄 21BY芳水 責めブレンド
種別 純米酒
蔵元 芳水酒造 徳島県三好郡
原料米 雄町 玉栄
精米度 60%
日本酒度 +4.5
酸度 2.3
アル度 18.8