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小さなフレンチ料理の帰りにちょっと飲み足りなくなって、
いつもの西口のショットバー「HERMIT EAST」に立ち寄った。
カウンター席に8人程、テーブルに8人程で一杯になる店
だから、空き方は運しだいなところもある。
少し大人数で来られるとそれだけで一杯になってしまう。
ちょうど私らが着いた時は先客の二人が発った後らしく。
カウンターの真ん中に二人分の空きがあっただけだった。
しかし、テーブルの一族が皆一緒らしく大声で叫びあっていて
うるさい。
程なく、右手に居た3人が帰って入れ替わりに、女性客1人を
含む新たに3人の若い客。
そのなかの女性がかなりご機嫌で声が大きい!
大きすぎる!
飲む場所に限らず、その場その場での最低限の礼儀がある。
居酒屋でもレストランでもホテルでも・・もちろんショットバーにも。
居た堪れなくて店を飛び出した。
私は、飲んでいると、わりと気軽に傍の他人に話しかける嫌なオヤジ
ではあるが、嫌な素振りをされたときはちゃんと遠慮するくらいの
分別は持ち合わせている・・つもり。
時々、気になって店主やマスターに嫌な客になっていないか
聞くこともあるw
最低限・・人が嫌がること、迷惑がられることは避けるべきであり
その事に気が付く位の気遣いはいつも持っていて欲しいな。
飲みなおした日本酒・・・気持ちに反して美味しかった。
まだ新種の酵母を使っているらしい。
微炭酸の刺激が怒りを収めてくれたらしい。
キレのいい吟醸香に特徴がありました。
長野にしては珍しいタッチの酒です。
銘柄 佐久の花 純吟 無ろ過生酒 手詰め直汲み
種別 純米吟醸
蔵元 佐久の花酒造 長野県佐久市
原料米 新美山錦
精米度 55%
日本酒度
酸度
アル度 17~18
何杯か連れと杯を交わした後に、
私は石川の「菊姫」の山廃純米を
注文した。
それを一口飲んだ彼女は「美味しい!
なんで、このお酒を今まで紹介して
くれなかったの?」
酸味が強くて、癖も強い山廃特有の
匂いも強い。
せいぜい景虎位の日本酒っぽさが
彼女の好みだった筈なのに、
いつの間に、菊姫を美味しく
思うようになったのかしら・・・
彼女は、私の杯を自分の方の酒と
交換して自分の前に置いておいた。
:
暫くしてまた「菊姫」を口にした
彼女は杯を返してきた。
「どうした?」
「うーん・・温度が変わるとこんなに
違っちゃう?」
常温に近くなった「菊姫」は
香りも強くなり、おっとりとした米の
味を呈し始めていた。
少し強めに冷えていた時とは
大きな違い。
やっぱり・・まだ、彼女には「菊姫」の
美味しさは、判らないのかぁ と
一人で納得していた晩でした。
データは1月21日のブログに
掲載してあります。
http://kanpai.blog.shinobi.jp/Date/20090121/1/
時々立ち寄る新宿西口にあるバー「ハーミット」
(HERMIT)居心地の良い大きさの店
ハーミットは新宿内にも何店かあるお店だが
西口のここにしか今は入った事はない。
狭い階段を上がっていくと、
左右に扉が分かれている。
左側の扉は「SCOTCH SIDE」、
右側の扉は「BOURBON SIDE」。
どうも、右側はバーボン主体のバーらしい。
いつも入るのはスコッチ側なのでね。
ただ供せる銘柄はどちらも同じで、
無ければ店間をバーテンが
行き来して持ってきてくれるらしい。
ここで山崎の5種類のカスク
(樽買いのウィスキー)が楽しめる。
樽も違えば味も香りも異なるし、
カスクの良し悪しをここで書いても
足をハーミットに運ばない限り、
同じ味は楽しめない。
そう考えるとブレンデッドウィスキーの
ブレンダーは凄いもんだよね。
何年も、何十年も同じ味わいを
テイスティングで作らなければならない。
名だたる バランタイン、ブルーハンガー、
ホワイト&マッカイ、響・・・
ゆっくり味わいたい。
このお店 ハーミットはショットバーなるもので、
肴はほんのつまみ程度。
ストックも豊富だし、値段も手ごろで
楽しませてくれる。
難点は狭いので、満席のことが多いことかな。
しかし、この大きさだから嬉しいんだよね。
お腹が空いてたら、付近のお店で食べてから
立ち寄ったほうがいいですよ。