酒 旅 など きままに書いてます。
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酒造りを大きく分けると、速醸、生もと、山廃造りに分かれます。
この冨鈴はそのうちの生もと(もとは ・・酉元・・)と書きますが、
PCに無いのでひらがなです。
速醸の製造法が出来るまでは殆どが生もと造りだったと思われます。
日本酒は米を発酵させて出来る飲み物であることは、皆さんおそらく
ご承知でしょうが、発酵させるための菌にはいろいろあります。
この菌を培養する手法で、安定的に確実に優れた培養が出来るのが
速醸ですが、敢えて、手づくりの(天然の)硝酸還元菌、乳酸菌、
そして酵母菌等の微生物によって醸された酒が生もと と理解しています。
速醸では酵母菌のみで醸されますが、生もとは不確定な要素が多く
時間がかかり、出来る日本酒も個性的な酒となります。
冨玲 生もとは酸味がしっかりしている酒です。
香りや印象は、上質な紹興酒のイメージがありました。
おとなしさの中に膨らみをもったお酒です。
やっぱり燗が似合うと思います。
銘柄 冨玲
種別 純米、生もと仕込
蔵元 梅津酒造(鳥取県東伯郡)
原料米 山田錦
精米度 60%
日本酒度
酸度
アル度 15~16
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