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またまた美味しい酒に巡り合えました。
純米酒なんですが、透き通った贅沢な純米酒。
純米酒の名前のくせに無濾過の生貯蔵原酒なのです。
保管もしっかりされていないと味も香りも壊れるお酒です。
口当たりも純米酒特有の優しさがあり、米の旨みが一杯の酒です。
一般に土佐の酒は酸が強く感じることが多いのですが
この酒は程よい酸度が、誘わせてくれます。
これなら、食中酒として最適じゃないかな。
仕込み量が少ないそうなので、探すのが難しい酒かもしれません。
銘柄 文佳人 純米酒
種別 純米酒
蔵元 アリサワ 高知県香美市
原料米 アケボノ
精米度 55%
日本酒度 +5
酸度 1.6
アル度 17~18
肴に酒を合わせるか・・・酒に肴を合わせるか・・・
食べるばかりが肴じゃない
季節でも、話題でも、鑑賞品でもいいんですよね。
愚痴を肴にして飲むのもいいけど、美味しい酒の肴にならないですよね。
美人を鑑賞しながら飲むのもいいけど、酒の味わいよりも
邪な思いが酒を美味しくしてくれる?
刺身を目の前に、何がいいかしら。
過ぎ行く春の思いも一緒に肴にして「ちろり」で一杯。
その名前の通り 燗がぴったりくる酒でした。
「ちろり」の名は酒を燗するときにお湯につけて使用する
取っ手のついた銀色の器です。特に錫(スズ)のちろりは
趣もあり、酒の味を濁さないでいいですよね。
その名を冠しているこのお酒。
燗あがりする上品な吟香と酸をもっていました。
控えめでいて、静かな女性を思わせますが、
柔らかな米の旨みはしっかりしています。
銘柄 羽前白梅(うぜんしらうめ) ちろり
種別 純米吟醸
蔵元 羽根田酒造 山形県鶴岡市
原料米 山田錦 美山錦
精米度 50%
日本酒度 +5
酸度 1.3
アル度 15.8
七年熟成・・・・そういえば、昨年の6月に岩手・宮城内陸地震が
発生して、この辺りの蔵のお酒は相当にダメージを受けたらしいね。
この酒はその被災を幸運にも免れたお酒らしいです。
なんでも大型冷蔵庫内の壊れたガラス瓶の中から
掘り起こして確保した酒ということです。
九死に一生を得た酒というところでしょうか。
古酒らしい枯れた吟醸香が香ってきます。
が・・直に消えて純米大吟の上品な果実系のが
米の旨味と一緒に鼻をくすぐります。
あまり冷やさないで、常温かぬる燗位がお勧めです。
少し空気に触れさせてからの方が美味しい気がします。
銘柄 まんさくの花 七年熟成 吟熟 純米大吟醸
種別 純米大吟醸
蔵元 日の丸醸造 秋田県横手市
原料米 吟の精
精米度 40%
日本酒度 +0.5
酸度 1.4
アル度 17~18