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「-10度で保存しているから、このまま急いで帰ると
上澄みを楽しめますよ~」
そう言う店主の言葉に言い含まれて、買い込んだ日本酒。
いつも買う酒より少し高めだけどね。
あわてて、
そして酒瓶はそっと自宅に急ぐ。
活性ではあるが、
栓に穴は空いていない。
そのまま封じ込んである。
見た目は普通の濁り酒なのだが、
この瓶自体が仕込みタンクとなっているらしい。
仕込みは10年4月でした。
夏を越したからひやおろし?w
何はともあれ、そっとガスを抜きながら栓を開けて
上澄みを杯に。
温度が低いせいか立香は
あまり感じません。
それは後ほど少し温度が
上がってから。
口の中で弾ける泡の心地良さは
シャンパンと同じです。
上澄みだとお米のワイン
といってもおかしくないでしょう。
少し落ち着いたところで含むとけっこう甘みを感じます。
雑味、エグ味はなく、比較的素直な味わい。
例によって下のほうに、日本酒のデータを書いてありますが、
こうして上澄みと分けて飲むのではあまり役に立たないでしょうな。
原料米と精米度は間違いないと思いますが。
さて・・次はかるく混ぜて全体を注いだ。
味も香りも大きな変化は無いが、
舌触りは大きく違う。
粒々シャンパンかな。
活性酒の中でも、とり分け
大きな存在感が有ります。
これもアルコール度は高いので気をつけないといけませんな。
銘柄 新亀 純米活性にごり酒
種別 純米酒
蔵元 神亀酒造 埼玉県蓮田市
原料米 山田錦
精米度 60%
日本酒度 +5~6
酸度 1.6~1.7
アル度 17~18