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「日本酒や」でマンボウの肝が手に入ったと聞いて
さっそく足を伸ばしてみる。
どうもマンボウはあのおちょぼ口の顔で
食用には敬遠されているらしい。
もっともそれほど捕れる魚でもないようだし、
食べるのはくらげとあって、一般の食用魚としては
流通していないと思われます。
マンボウの身は刺身で一度食べたことがあるが、内臓は初めて。
とにかく身体に害が無い限り一度食べてみないといけない。
肝と聞いていたけど、実際は腸。
日本酒やでは腸をかみ切りやすいように筋肉の繊維に直角に包丁を
いれて薄切りにし、キャベツ等と一緒に赤味噌で煮込んであった。
歯ざわりは、牛のミノと豚の子袋の中間位かな。
あっさりして臭みも無く、噛み切れないほどの固さもない。
もう一品、湯通しして酢味噌和えにしたもの。
私はこっちの方が好み。
素直に腸らしさが出ていていい。
魚の腸とは全くわからない味と食感でした。
手に入れば自分で調理してみても良い品です。
乾坤一 特別純米原酒辛口 蔵出し生詰
初めは原酒にしては甘みが無く
辛口のイメージです。
しばらくすると麹香がしてきます。
濃醇辛口な純米原酒です。
銘柄 乾坤一 特別純米原酒辛口 蔵出し生詰
種別 特別純米
蔵元 大沼酒造 宮城県柴田郡
原料米 ササニシキ
精米度 55%
日本酒度 +3~4
酸度 1.5
アル度 17~18
黒牛というと山田錦と五百万石が主流だけど、
これは雄町。珍しいんじゃないでしょうかね。
無濾過生原酒を瓶に入れて、火入れの後に急冷したもの。
そういえば、以前に静岡の「花の舞」さんにお邪魔したときに
瓶詰めしている工程が見れましたけど、本当に瓶に入れた後
熱するんですね。あたりまえの事かもしれないけど
実際に目で見ると変な感じ。
一升瓶で燗をしているようで、火入れ後の瓶は熱かったですよw
あの瓶を急冷するとまた違った風味になるようですね。
で、この黒牛
ちょっとリンゴを思わせる甘みがあります。
ラベルのイメージと少し違うかも。
風味も軽くて、軽快な感じです。
ただあくまで無濾過原酒。
アルコール度は高めなので
飲みすぎ注意の酒です。
銘柄 黒牛 純米吟醸 雄町
無濾過原酒 ビン燗急冷
種別 純米吟醸
蔵元 名手酒造 和歌山県海南市
原料米 雄町
精米度 50%
日本酒度 +2.5
酸度 1.9
アル度 17.5
吉祥寺の駅からは少し離れているが、
「中清」
美味しい蕎麦と日本酒を供してくれます。
店の中に粉引きの臼が置いてあり、
ご主人が時々顔を出して
この臼で蕎麦を挽きます。
肴はいつものようにしめ鯖。
まぁ、ふつうの〆鯖なのですが、
半身をたっぷり。
たぬき豆腐。
蕎麦屋ならではのあてが楽しい。
前回は品切れでありつけなかったので
今回は生粉打ち蕎麦(きこうちそば)です。
定番のあずま、田舎せいろは二八でも十分美味しいし満足出来ます。
ここは二八でも外二(そとに)。
そば粉10に対し小麦粉2の、ややそば粉が大目です。
今日の生粉打ちは茨城産。
生粉打ちは10割蕎麦で
細かに挽いた粉を用いるようです。
どこの産地がどうのこうの・・・
なんてのは無し。
蕎麦の味も風味も
時間と共に、日と共に変わるもんね。
美味しかったよ~
あっさりした喉越しで、コシもある。
出汁はやや甘めなのはこの店の特徴かな。
ひきたて!うちたて!ゆでたて!
の三たての10割蕎麦です。
ついつい・・・3枚を食べていた自分でした。w
そうそう、日本酒。
今日は「池月」
能登の純米酒。
きどっていない
しっかりした日本酒です。
嫌みのすくない切れの良いやや辛口です。
派手さは無いですが旨みはしっかり残ります。
ぬる燗がぴったり。
常飲するのにいい酒です。
銘柄 池月 純米
種別 純米酒
蔵元 鳥屋酒造 石川県鹿島郡
原料米 五百万石
精米度 55%
日本酒度 +3~4
酸度 1.4
アル度 15~16